一戸建ての売却について
一戸建ての売却は、マンションの売却と比較すると、一般的に難しいといえます。
その理由は
- そろえる資料が多くなる
- 「不動産の現状」をしっかり把握することが求められる
それ以外は、マンションの売却とそれほど変わりません。
1. 建物についての現状把握物について
建物の雨漏りなどの不具合や、シロアリ被害などによる劣化について、しっかりと把握する必要があります。
電気、ガス、水道の引き込み状況も確認しましょう。
購入時の資料や、修繕を依頼した工務店の資料などもお手元にご用意ください。
査定する上での重要な資料になります。
普段の使用において問題がなくても、見えないところに問題が潜んでいることがあります。また建築許可を取得していない増築(建て増し)などや造作があると、買主が住宅ローンを利用できない場合もありますので、建物についての増築や修繕については、しっかりと資料をしっかりそろえなくてはなりません。
2. 隣接する土地や、ご近所についての現状把握について
- 隣り合う土地との敷地境界の問題、建物や塀、雨どいやエアコンの室外機などが越境していないか?
- (もしあれば)擁壁の問題、隣人とのトラブルは?
などを買主に説明する必要があります。
土地の境界に関する、覚書・協定書など、隣地所有者の方と取り交わした書類がある場合は、これらを全て買主に引き継ぐことになります。
また、本来隣地の所有者と取り決めておくべき事項がなされていないなどの不備がある場合は、売主さまが売却前に書面を取得するケースもあります。
上記の点にご留意いただきながら、信頼できる不動産会社に対応を依頼されることをおすすめします。
当社では、一級建築士・土地家屋調査士との提携による建物診断サービスをご案内しております。また提携の土地家屋調査士や測量士、司法書士によるサポートで、近隣の方との境界診断、協定書の作成・取得代行も行っております。
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